2センチ浮いて生きていこうと決めた女

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HENGirLs

CHIE KANNO/栃木県在住。パッケージデザインをはじめとして、オリジナルグッズの請負制作からブックデザイン、WEB制作まで幅広くデザイン全般を請け負う。栃木県の交通網の良さとインターネットを駆使して、県外からの受注も。20年のデザイナー経験を経て、「わたしが貢献できるたのしいこと」を探している。

特別頭がいいわけでもない。 超凡人 な私。

私の問題は私からしか生まれてこない。

生きてきた年数か想いの数とやらかしたことに比例して、私だけにしか解決できない問題が居残りドリルのように目の前に山積している。

出産と同時に生まれた不安

世の中にこんなに可愛くて愛しいものがあるのかと初めて知りました。

独身時代から子供が産まれるまで自分の時間を全て自分の為に使ってきました。ですが、子供を産んで、思うように自分の時間が作れなくなり、私の自由時間はほぼゼロになりました。思い通りにならない赤ちゃんを抱えての仕事と家事。寝不足。イライラ。おっぱいをあげながらキーボードを打ち、予定通りに物事が進まないことへのいらだちが続きました。私の自由な時間は今後無いのかもしれない。

理想は仕事も子育てもカッコよくこなすスーパーママ。

子供は最高にかわいい。でも、私の人生は終わった。

自由を無くした私は死んだも同じでした。

やりたいことなんて もう一生出来ないだろう。出来るとしてもヨボヨボになった老後だでも、きっとその時は思い通り体なんて動かないだろう。私は自分の将来に絶望しました。今考えるとなんで?と思うのですが、当時は本当にそう思っていたのです。

私はちっともかっこよくないし、一人で何もできないことを思い知らされました。

もう一つの隠れたルール

日本は女性に向けた暗黙のルールやメッセージが多い国


生き方は自由なはずなのに、どうしてもいろんなしがらみに縛られて不自由になる。それは出産した女性だけの問題ではありません。社会の概念が作っている問題です。私自身も独身時代はセクハラや給与格差など暗黙の差別を経験しています。

「何かを始めるとき、見えない誰かに許可を求めないとならない」そんな見えない存在と闘い尽くしてうんざりしてしまった後、私の中でパチンと弾ける音がしました。「楽しくいこう」

「誰かを待っていてもダメなんだ」

私は、わたしにできることをやろうと思いました。私自身の問題として私自身の手で。

白馬の王子様とかヒーローみたいな人が現れて、ザクザクときゅうりみたいに私の悩みを切り刻んでくれたら嬉しいです。でも、現実は違うでしょう。

ヒーローが来てくれるように人生を画策するしかないのです。

そこで思いついた『HENgirL』

私が憧れる女性たちをどんどん紹介してみよう。私と同じく悩んでいる女性をどんどん紹介してみよう。採算?お金も生産性も大切だけど、先ずはやりたいことをやってみよう。

いつもお客さんのために作成していた企画書を、初めて自分のために。「えーこんなにか掛かるの??」と頭を痛めながらも、お金のためだけに仕事があるんじゃ寂しいよ。様々な人の知恵を借りながら、2020年1月からスタートすべく、女性支援プロジェクトを実行に移しました。

どうなるか分からないけど、やってみないと。このメディアを通じて、たくさんの人と繋がりたいと思っています。変で魅力的な女の子の出会いで皆様にも、少しでも光を届けられれば幸いです。

ママのいちご輸出クラファン応援中!

HENGirL編集長/菅野千恵