“優等生女”が空気読み過ぎて摩耗し尽くしたあとに読む物語

くぜちえこ
くぜちえこ
HENGirLs

学校、職場、私的な関係の場、家族内。生きて動くスペースに見える全てに気を遣いながら暮らし、ふと一人になった時に「最近、いつ呼吸をしたのだろう」って浅い溜息をしたことありませんか?【記事=原宿】

くぜちえこ/(岐阜県)一級建築士。工務店で働きながら、現在は独立準備のために安泰会社を春に退職予定。自身の売りを最大柱に、夢を建築中。

とにかく私は「バッキバキの優等生」

岐阜県の方。サラっとした髪やスタイルがもう、なんか生きていてごめんなさいって叫びたくなるような美人さんが待ち合わせのカフェに。映画の撮影??・・今回は、そんな方の「子供を産んでから悩んでいったお話」です。

ちえこ「もともと何をしても必ず平均以上に出来る。出来ないこともなんだかんだやればできるようになる方でした。優等生気質だったんでしょうね。それに気づいたのは最近ですけど(笑)」。大学の建築学科を出てハウスメーカーに。しっかり数年の営業経験を経て、地元の岐阜に戻ると同時に現在の会社に転職。仕事しながら一級建築士を取得。

記者「仕事しながら資格取得って、大変そうですね」
ちえこ「業界では資格を持ってるのが当たり前なので、優等生としては取得しないといけなかったんです」

記者/かんの
「え?この人悩みとかあるの?記事内容大丈夫?」
編集長、大きな落とし穴がありました。

優等生、大きくつまずく

「そういう”THE優等生”。”なんとしても優等生”の私が、結婚したんです。このターンが来た時ももちろん優等生を取りにいったんです。妻として、そして今度は「母」として、「あるべき姿であろう」と思考を寄せていったんです。

が、その分野がおそろしく出来ないことに気が付いたんです。思い描いていた自分のプランとは大きく外れ、私は優等生にはなれなかったんです」。

ちえこ「この性分なので、最大に準備しまくって返り咲いた筈の産休後の仕事もコミット率は落ちるわ。遊びにもいけないわ。当然、子育ても相変わらず悪戦苦闘しました。田舎だとやりたいことやってるのはあんまりよろしくない空気もあり、”子ども第一にすべきだよね”という空気が見えるように漂っていて、優等生を求めてきてしまった私故ですね・・・」。
ちえこさんは、その求められる空気をナノレベルで忠実に読み切り、理想的な自分を求めすぎてその理想的な自分に首を絞められてしまったようです。

頓挫した「スーパーワーキングマザー計画」

「何をしても楽しくなくなってしまって、自分らしさなんて欠片も見つからなくなりました。人に求められたように生きていく、完全他人軸な生き方に辛さを感じ始め、悶々とした日々を過ごしました」。

スーパーワーキングマザーとなるべく、産休の時には 沢山の準備をして戻ってきたのに良い成果は得られず、「こんなにやっているのに理解されない」という不甲斐ない悔しさばかりが残り、

「あるべき姿に戻ろうと探して求めたりすると、また息が苦しくなりました」。

ペリッっと「優等生ラベル」を剥がしてみた3つのエピソード

1.主人に言い難いお願いをしてみた。

いろいろとブログを漁ったり、本を読んでみたりと漂った先、「もっと自由になろう」と考えが至ったようです。 ただ、そこで見つけた都内で行われる興味深い講座(毎月一回計四回)に行きたいとなった時、

「 岐阜から東京だから、朝早く出て帰りは深夜になってしまいます。遊びで出かけるわけではなかったけど、月に一回、小さい子どもを預けて出ていくことが許されると思わなかったんです」。

優等生は優等生らしい回り道をしながら、それでも

「うろ覚えだけど、旦那にお願いした時は “こんくらいの金額の講座なんだけど もちろん自分で出すからいいかな?”ってすぐに素直に相談してみたんです」。 主人からは「行ってきなよ。子ども見るだけでしょ」と、あっさり(笑)

「仕事を頑張りたいけど何かが足りないと思う・・・」。自分がモヤモヤしていたことは普段から主人に話をしていました。 築いていた「主人と相談する関係」が一つ目の扉(軽かったけど)となりました

2.珈琲を捨てるのをやめた。

「いつも、他人の出方を見てからベストな答えを探していたり、察してやっていたり、どんな環境でも合わせていましたが、そういう自分でなくて良いという主人への信頼感みたいなものがきかっけになって、自分の望む形で私探しを始められたんです」。

記者/かんの
「常に携帯しているジョグダイヤルを合わせていく感じ、分かる・・・」

ちえこ「会社で、朝、いつも事務員の方がコーヒーを配ってくれていたんです。でも、私はコーヒーは飲めないんです。配ってくれていたので断るのも悪いなと思って毎朝もらっていては毎日給湯室で捨てていたんです。それが悪い気がしていて、いつもモヤってしていたんです」。

でも、”人に気を遣うことよりも自分の気持ち良いことを求めてみよう”と、ちえこさんは思い立ち、朝のコーヒーを断ってみたら、とても気分が良くなったとのこと。

3.SNSアカウントの顔を自分の写真にした

ちえこ「絡んでいるグループでは内省したことをとにかく投稿しまくったりしていましたが、SNSのアカウントの写真は子どもの写真だったりで、自分の顔なんてアカウントにしたら恥なんじゃないかと思っていたんです。でも、勇気を出してやってみたら、とても褒めてもらえたのが嬉しかった」。

そういうことを積み重ねて、ちえこさんは、ちょっとずつ変わっていったそうです。

そうやって、無駄なものを削ってみたら自分の個性が見えてきた

ちえこさんにとって、自己開示はとても大きい出来事だったようです。「取り柄が1つも無い気がしていて、」どうにかならないといけないから、何かを身に着けてどこかにいかなくちゃと思っていたのだけど、 自分が出来ないことを認識したくなかっただけだったようです。ダメな自分を受け入れて、「えーい」って自分を解放してみたばスッと吹っ切れたとのことです。

そして現在は、

ちえこ「独立するための修行をし始めました。今の会社は正社員で待遇も良くとても良い環境なのですが、それでは自分が成長しないので多少のリスクを背負ってもいいから、自らを鍛えらえる環境に身を置いてみようと動いていますよ。”官能的な建物を建てたいんです(笑)”」。

コメント編集長/かんの
「え?官能的な建物??めっちゃ気になるんですが、、、これは次回のお楽しみということで!」
続きは、彼女のSNSから
[ADVERTISING]
[PR]女性支援記事サイト/HENgirL

女性の夢を応援している出版社 ソラノイエ